チヴィタ・ディ・バーニョレージョ(Civita di Bagnoregio)は、イタリアのラツィオ州にある小さな村で、「死にゆく町」や「天空の町」とも呼ばれています。風化と浸食によって崖の上に残された、中世の面影を残す美しい景観で知られています。
チヴィタの歴史は2500年ほど前まで遡ります。当時この地域にはエトルリア人という、古代ローマ人よりも古く、かなり高い文明を誇っていた部族が住んでいました。
古い古い歴史のある村ですが、幾度かの大地震で村の土台が崩壊してしまい、人口は激減。その後もじわじわと崖が崩れ続け、廃村待ったなしというところまできてしまいました。
現在の公式の定住者数は十名を切ったそうです。人口減少はもちろん、地面が足元から崩れていく、その儚くも哀しい孤高の美しさから「死にゆく町」と呼ばれるようになりました。